被災地で最も早く立ち上げた復興住宅に30世帯が入居し、次の復興住宅に取り掛かっている最中に入居者の悲報が届きました。
阪神淡路大震災でも孤独死は報告されておりましたが、中庭に面した小規模コミュニティ内で直面するとは想像していませんでした。
この衝撃的な経験から、計画中の復興住宅のあり方について見直し、居住者同士が見守り合える縁側機能の導入や、こども園との隣接など、世代を超えたコミュニティが形成されるよう計画を練り上げてきました。
GREETING
ごあいさつ
代表取締役
久松 雄治これまで私は40年以上に渡り、建築のさまざまな分野に携わってきました。
オフィスや音楽ホール、テーマパークなどの設計業務を中心に、プロジェクトマネジメントや建物管理、都市計画の変更、さらには電磁波対策や土壌汚染問題など環境に関連する研究や調査にも取り組んできました。
その中で、東日本大震災直後から復興住宅や商業開発などで釜石に滞在した3年間は、人や家族についてあらためて考えさせられました。
被災地から離れ、東京に戻って気づいたことは、この「孤独」という問題は被災地という特殊な環境に限定されるものではなく、私たちの日常の世界にも深く影響を及ぼしている可能性があるということです。
そして、人にとって最も身近な「住まい」「家」に立ち戻り、「孤独」からの解放、つまり家族や友人とのリアルなコミュケーションを取り戻すことが最も重要だという結論に至りました。
現代社会は、インターネットや人工知能、仮想空間など情報デジタル技術の進展によって大きく変化しています。
便利さや快適さは向上していますが、人間性に関わる課題も増えているように感じられます。
さらに、新型コロナウィルスや不穏な世界情勢は、私たちの生活にも影響を及ぼしており、「住宅」は現状に追いついてないのが実情だと思います。
そして、人にとって最も身近な「住まい」「家」に立ち戻り、「孤独」からの解放、つまり家族や友人とのリアルなコミュケーションを取り戻すことが最も重要だという結論に至りました。
現代社会は、インターネットや人工知能、仮想空間など情報デジタル技術の進展によって大きく変化しています。
便利さや快適さは向上していますが、人間性に関わる課題も増えているように感じられます。
さらに、新型コロナウィルスや不穏な世界情勢は、私たちの生活にも影響を及ぼしており、「住宅」は現状に追いついてないのが実情だと思います。
今まさに、「住まい」は変革の時期を迎えているのです。
私たちは、このような根本的な課題や問題に対して、リノベーションと子育て世代を応援する新築住宅の両方で応えてまいります。
また、異分野の専門家ともタイアップしながら、住まいづくり分野でのエキスパートとして、改善や提案をし続ける会社でありたいと願っております。
経歴
1956年 高知県出身
1984年 東京大学大学院 工学研究科建築学 修了
1984年 新日本製鐵株式会社 入社(建築事業部)
2016年 株式会社幕張テクノガーデン
2018年 株式会社 Mデザインワークス 設立
1984年 東京大学大学院 工学研究科建築学 修了
1984年 新日本製鐵株式会社 入社(建築事業部)
2016年 株式会社幕張テクノガーデン
2018年 株式会社 Mデザインワークス 設立